« お酒バトン | トップページ | 長期休暇244日目 »

2006年2月24日 (金)

パニック障害のおはなし

私もなったパニック障害についての簡単な資料があったので説明します。なお、現在まだ「うつ」の治療中です。

●こんな不安感ありませんか?

A子さん(37歳)は、サラリーマン家庭で小学生2人のごく普通の主婦。ある晩、食後くつろいでいる時に、突然、動悸、息切れ、めまいを感じ、何度も深呼吸をせずにはいられなくなり、このままではどうにかなってしまうのではと思うほどの不安にかられました。ご主人が驚いて救急車を呼びましたが、病院に着く頃には、発作は収まっていました。いろいろ精密検査をしてみたのですが、何の異常もみつかりません。それから発作がしばしば起こり、不安で買い物にも出られなくなってしまいました。

・・・・・・私の場合、過呼吸症候群を起こし、救急車で運ばれました。

このように身体的な症状とともに強い不安感や恐怖感に襲われる症状を「パニック発作」といい、繰り返し起こる病気を「パニック障害」といいます。まさに複雑な現代社会を象徴するストレス病といえましょう。

●治療を受けずに放っておくと?

1.症状の少ない発作

2.パニック発作

3.心気症(身体的な原因があると思い込み病院めぐり)

4.限定された恐怖症回避(特定の乗り物を避ける)

5.広汎な恐怖症回避(全てのものを避けて、家に閉じこもる)

6.二次性うつ病

7.悪化

放っておくと、何事も手につかなくなり、外出もしたくなくなってしまいます。早めに専門医にご相談ください。

・・・・・・なお、私はこの最後の悪化までいきました。そしてうつ病となってしまいました。

●パニック障害の診断について

パニック障害は身体的な器質的異常はなく、また発作がいつ起こるか予測できないのが、特徴です。パニック発作と類似の精神状態を示すものもあるので、こうした類似疾患との鑑別も必要です。

●パニック障害の主な症状と鑑別が必要な類似疾患

★主な症状:心血管系:動悸、頻脈、胸痛、胸部圧迫感→類似疾患:冠動脈疾患、心筋症など

★主な症状:呼吸器系:呼吸困難、息苦しさ、窒息感→類似疾患:肺循環障害、胸膜疾患など

★主な症状:耳鼻系:めまい感、ふらつき感→類似疾患:メニエール病、起立性調節障害など

★主な症状:精神系:恐怖感、不安感、現実感喪失、気が遠くなる→類似疾患:うつ病、てんかんなど

★主な症状:神経系:手足のしびれ、手足のふるえ→類似疾患:神経障害、パーキンソン病など

★主な症状:消化器系:吐き気、下痢、腹部不快感→類似疾患:胃・食道疾患、肝炎、腸管感染症など

・・・・・・私は呼吸器系(過呼吸症候群)、耳鼻系、精神系をやられちゃいました。

●パニック障害を理解するために

パニック障害は単に気のせいで起こるものではなく、医学的にハッキリとした病気です。適切な治療により治りますので、どうか安心してください。そして、気持ちにゆとりを持ち、リラックスした気分ですごしましょう。

また、パニック発作は処方された薬を正しく服用すれば、まもなく消失しますので、それ程心配はありません。

●パニック障害の治療法

治療には4~6カ月間かかります。あせらずに、気持ちにゆとりを持って気長に治療しましょう。

治療の種類

カウンセリング:パニック障害の治療はまず、患者さん自身に「この病気は、治療を受ければ治る病気である」ということを理解してもらうことにあります。

薬物治療:薬の治療では、ベンゾジアゼピン系抗不安薬や抗うつ薬を使いながら、パニック障害の発作をコントロールします。

暴露療法:発作が起こらないことを患者さんに理解してもらった上で、今まで回避していた場面や状況にチャレンジしてもらい、徐々に慣らしていきます。

・・・・・・私はすべての方法をやりました。まずは外に出ること。近所の散歩から始めました。特に電車に乗れなかったので、1駅分だけ乗るところから始めました。

●パニック障害の自己診断テスト

次の5項目のすべてに該当すれば、パニック障害の疑いがあります。早めに診察を受けましょう。

1.明らかな理由がないのに、突然強い不安の発作(パニック)に襲われる。

2.その時、以下のうち4項目以上の症状があり、10分以内にピークに達する。

 ①心臓がドキドキし、脈が早くなる。

 ②息切れ、息苦しさ、ハーハーと息をする。

 ③息がつまる・窒息する。

 ④胸(心臓)が痛い、苦しい、圧迫される。

 ⑤めまい、ふらふらする、頭がボーっとする、気が遠くなる。

 ⑥手足や体のふるえ。

 ⑦手足や体のしびれ。

 ⑧発汗。

 ⑨頭や体がカーっと熱くなる。手足が冷たくなる。寒気がする。

 ⑩吐き気。腹部の不快感。

 ⑪自分が自分でないような感じ、現実感がない。

 ⑫今にも死んでしまうのではないかと思う。

 ⑬気が変になるのではないか、何かとんでもないことをしでかしてしまうのではないかと思う。

3.上記の1.2.の条件を満たす発作が今まで2回以上あった。

4.発作が起きた後、また起こるのではないかという不安や、発作にまつわるその他の心配が1カ月以上続いている。

5.心臓やその他の体の病気が原因ではない。

パニック障害は適切な治療を行えば、治る病気です。気になる症状がある場合には、お気軽に専門医にご相談することをおすすめします。

|

« お酒バトン | トップページ | 長期休暇244日目 »

うつ」カテゴリの記事

コメント

ドンがパニック障害?私は膵炎の時入院する前に過呼吸おこしたが、ERみてたので、速攻でビニール袋もってきてもらい、ハアハアしてなおった!!

投稿: 円海 | 2006年2月24日 (金) 21:33

ウチの場合、そういう予備知識が無かったので救急車で運ばれました。初めての過呼吸のあと、3ヶ月後くらいにまた発作を起こし、一時期落ち着いたんですが、また発作を起こした後はひどくて、最悪の状態の時には2~3日に1回、発作を起こし、その状態が半月くらい続きました。それで最初の長期休暇に入りました。で、リハビリをし発作を起こさなくなり会社に復活しました。が、半年経った位から1ヶ月に1回くらい発作を起こすようになり、1週間に1回発作起こすようになって2度目の長期休暇に入りました。1度目の長期休暇の途中から会社に復帰し、段々様子が悪くなっていく時の様子は私のdoblog(cocologの前に書いてたblog)の方に書いてます。

投稿: おーば | 2006年2月24日 (金) 23:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106334/8817769

この記事へのトラックバック一覧です: パニック障害のおはなし:

« お酒バトン | トップページ | 長期休暇244日目 »