« 長期休暇336日目 | トップページ | 長期休暇337日目 »

2006年5月27日 (土)

ダンナのこと

ダンナは無口である。

出会ったのは専門学校。付き合い出したのは会社に入ってから。結婚は8年前。18歳からの付き合い(友達としてね)なので、17年の付き合いになる。

専門学校時代は一番年上(2浪している)というのもあり、友達通しのグループの中のリーダー的存在だった。みんなでワイワイ騒いでピシャリと抑えて、どこどこへ行こうとか、みんなを引っ張ってくれていた。

付き合いだしたきっかけはダンナがバイクの免許をとり、ダンナの友人どおし(たしか高校からのだったかな?)の旅行に行く途中、私(当時一人暮らし)の家に突然電話がかかってきて「今から行っていいかな?」・・・・・その時は何もなかったが、その時の話で「今度、旅行から帰ってきたら二人で飲みに行かない?」と言われた。当時、私には彼氏がいたが、ほぼ絶縁状態で別れ話が進んでいた。つ~か、その当時の彼氏が信用できなくなって私から別れたかった。「いいよ。(どうせお友達どおしの飲みだし、サシでもいいじゃん)」と答えた。

飲みに行く当日。私は少し熱があった。丁度妹が遊びに来ていた。「○○(ダンナ)と飲みに行く約束があるんだけど、どうしようかな・・・・(一応彼氏がいるという罪悪感にかられた)」妹から「おねーちゃんは約束あったら守るでしょ。そこがいいとこだと思っているんだよ。体調悪いなら、行くだけ行ってから体調悪いって言えばいいでしょ」その言葉でサシの飲み(デート)に行くことにした。

飲みながら「俺と付き合わない?」と言われた。「私、彼氏いるけどいいの?」「いいよ」これで付き合うことにした。

前の彼氏との別れはドロドロだった。毎日の電話攻撃。○○(ダンナ)が私の部屋にいる時に電話がかかってきた。で、言ってやった「私、新しい彼氏できたから」これで前の彼氏とは別れることができた。

それから実家に暮らしているダンナは金曜の夜、一人暮らしをしている私の部屋に来て月曜の朝に家に帰るという週末同棲が始まった。・・・・・おそらくこの頃は友人との連絡はほぼ絶っていると思います・・・・なにせ、毎週末いたもので(;´▽`lllA``

平日、会社でよく一緒に飲みに行く人(♂)とサシで飲みにいくことになった。単にメンツが揃わなかっただけだが。酔った勢いで朝まで一緒にいた(それでも翌日きちんと会社に行ってたのは自分でもすごいと思う)。息があって、二人で遠足wに誘われた。ダンナには会社の友人と遊びに行くと言っておいた。結局、二人で飲み明かし朝まで一緒にいた。今度は旅行に誘われた。ダンナには会社の友人と旅行に行ってくると言っておいた。熱海に温泉旅行。朝まで二人で飲んでも話題が尽きない。ダンナは無口で自分の気持ちを露にしない。段々、会社の人が好きになり、ダンナに「会社で好きな人ができたから別れよう」と言った。付き合いだして5年目くらいだったか・・・・ラブラブモードも消え、二人でいても何をするでもない、週末に来て週明けに帰っていくそういう生活に飽きたのかもしれない。ダンナはその場では「わかった。」と言われた。

確か夏のある日の夜、ダンナから電話があった「今から遊びに行っていいか?」友達だからね。「いいよ」電車で来るとのこと。もう終電も近い。当時浦安に住んでいたのだが、舞浜の駅まで迎えに行った。ダンナは会社帰りで相当酔っ払っていた。これはかなり珍しいことである。部屋に入って一言目「やっぱり俺にはお前しかいない」と抱きつかれた。ダンナが自分の気持ちを率直に出すことはホントに珍しい。会社の人とは飲みに行くが、やはり飲み友達でしかなく、彼氏としては不十分と思い始めていた時だった。「じゃ、仲のいいお友達としてからまたスタートしよう」と私は言った。

私の誕生日。当時出向で恵比寿ガーデンプレイスにいた。一度、ウェスティンに泊まってそのまま仕事へ行ってみたいと思っていた。自分から自分へのプレゼントだ。前日ダンナから電話があって「誕生日祝いたいんだけど、会ってくれない?」と聞かれた。「うん、いいよ」連れていってもらったのは三田にあるイタリアン・レストラン。こ洒落た感じの女の人には受けそうな店である。後から聞いたのだが、その店を探すのには大変苦労したらしい。今みたいにインターネットが普及していない時代である。レストランを出て、さて帰ろうという時に私が浦安方向に向かわないので「どうしたの?」と聞かれた。正直に「ウェスティンに泊まるんだ」と言った。「じゃ、一緒に行く」・・・・・なぜか断れなかった。予約していなかったのでトリプルの部屋しか空いていなかった。その夜は何もなく終わった。でも、それが私の心に印象づけられて、結局縁りを戻すことになった。

また週末同棲の生活が始まった。

ある日のこと「母さんからマンション買えって言われたけど、どう思う」と聞かれた。「買いたいなら買えば?」と答えた。「一緒に住みたいんだけど、どう?」・・・・・え、絶句。しばらく考えたのち「いいよ」と答えた。当時、結婚するならダンナのようなタイプが理想なんだろうなと思っていた。ギャンブルはしない、酒は宴会くらいで飲むだけ。自分の父親がギャンブルはしないが、大酒飲みで毎晩ビール3㍑+ウイスキーボトル1本とか空けちゃうような人で父親が大嫌いだった。(なお、今は違います。会社勤め始めて酒を飲みたくなる気持ちもわかるようになったし、酒に飲まれたくなるような気持ちもわかるようになった)まるで正反対の家庭的なダンナがいいと思っていた。

しばらくして「マンション買うことにした。それでウチに挨拶に来てもらいたいんだけど・・・・」「正式にプロポーズもらってないよ」ダンナは照れたように「結婚してください」と言った。もちろん返事は「はい」

入籍を平成9年9月9日にし、お義母さんのおかげもあり、トントン拍子に平成10年4月5日(大安)に結婚式まであげ、新婚旅行。私の行きたいところに行かせてもらって(ディズニーワールド)旅行も私があっち~こっち~というのを見守ってくれる感じだった。

だが、実際の結婚生活は結構苦しい箇所もあった。ずっと実家にいたダンナ。家事は一切しない。実際、引越しの荷物もお義母さんが箱詰めしてくれていた。仕事をしながら、家事をこなす。私の実家では父親も家事をやる家庭だったので、手伝ってくれないかなぁ~とずっと思っていた。でも、これが嫁のすることなんだろうな、と自分を抑えてきた。

そして、私のうつ病発病。

家庭だけが要因では無いが、ほぼ家庭内のことが要因と思われる。いろいろな要素が重なってうつになってしまった。

最初の自宅療養ではダンナは変わらなかった。一度会社に復帰したが、またダウン。二度目の長期休暇となった(現在である)。

ダンナが変わってくれた。家事を進んでやってくれるようになった。私は突っ走る性格なのだが、それをストップしてくれるようになった。私としては家事を手伝ってくれるのはありがたかったが、私の行動を束縛されるのはウザったく思っていた。

が、ダンナなりに心配してくれていた。うつにとってストレスは大敵である。ストレスになるようなことをダンナなりに判断し、私の行動を抑制してくれていたのだ。無口なダンナであるから、それに気づかなかった。が、今日、とあることを私がしようとしていたのをストップした。それは「ストレスになる可能性があるから」ようやく言葉で表現してくれた。

涙が出てきた。とてもうれしかった。そして反省。ダンナは会社でうつについて調べてくれていたらしい。私の前ではやらない。そういうダンナである。

これからも無口で私の前でおおっぴらに何かすることはしないだろう。だけど、ダンナなりに心配してくれていること、そして愛情があることを忘れないでいきたいと思う。私がこれからも突っ走りそうになったらストップしてほしい。・・・・・私も今の性格、変わらないかもしれないがw

|

« 長期休暇336日目 | トップページ | 長期休暇337日目 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

良い旦那さんじゃないか。
大事にしなさいよ。

投稿: みかん | 2006年5月28日 (日) 08:22

>みかんさん
うん、私にとってはもったいない位いいダンナだよ。昨日の件もムカっときたけど、きちんと言葉で表現してくれたおかげで目が覚めた感じだった。
ホントに感謝&反省してる。

投稿: おーば | 2006年5月28日 (日) 11:40

うちの旦那も私短大卒旦那4大卒の同期で実際の年齢差は2つのはずが、なぜか4歳上です。おそろ?やっぱ血のつながりのない2人が一つ屋根の下暮らすってのは大変なんだと思う。私の体調不良の原因も最初のうちは仕事4割、旦那ならびに旦那の親族4割だった。私は自分の家族がわりとドライで、「もう嫁に行って他人のようなものだから。」という感じなのに、旦那の方は旦那も旦那の家族もいつまでも息子気分なのがすごくストレスでした。うちの旦那は家事をしようという気持ちはあるのだけど、何しろ到達点が低い。義母以外は男の家族構成で家事はすべて義母まかせでとにかく身の回りのことを自分できちんとする習慣がなさすぎ。(結果義父は寿命を縮める)私の基本の育児方針は、男の子に女の子にも
「自分でかたずけなきゃかたづかない。洗濯物はだれかがあらわなければきれいにならない。食事は作らないとでてこない。」
です。
とはいえ、人は完璧じゃないから。おーばさんの旦那さんは日本人特有の本心を出せない人なだけで一途でまじめで優しい人だとおもうよ。

投稿: はりま | 2006年5月29日 (月) 11:06

>はりま
そうだね。せめて一人暮らし生活を少しやってもらいたかったな、というのが私の意見。でも、今は家事も手伝ってくれて、以前よりも会話が多くなってきた。というか、私の話を聞いて返事をしてくれるようになってきた。
・・・・あとは出したものは元に戻すことを覚えてもらいたい・・・・それは義母も「私がすべてやっちゃってたから悪いのよね」と言ってるけどね^^;

投稿: おーば | 2006年5月29日 (月) 11:26

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106334/10265160

この記事へのトラックバック一覧です: ダンナのこと:

« 長期休暇336日目 | トップページ | 長期休暇337日目 »