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2006年10月 7日 (土)

邪魅の雫(京極夏彦)レビュー

ようやく読み終わりました。京極夏彦、最新刊「邪魅の雫」

9/27に買ったので、読み終わるのに11日かかりました。今回は817Pです。厚さは4.5cmですw

さてネタバレになるので、出版社/著者からの内容紹介から引用。
「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞い
ました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ね
ばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する! 
「邪なことをすると──死ぬよ」

読み終わった感想です。

いつものごとくマラソンを完走し終えた感じです(ってマラソンしたことないけどさ^^;)。

前半は訳わからないです。点のみが存在し、それが時系列に流れていくようです。

そして探偵が登場した時点から流れが急展開。その夥しい数の点が一つ一つ線で結ばれていきます。

やがて、いつものごとく「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君-」と京極堂が現れ、多くの点で線で結ばれたものが大きな1本の線、いや、大きな点へと導かれていきます。

本当に今回の作品は今までの京極堂シリーズの中でも読みづらい作品です。なにせ点が多すぎます。途中であれ?これ誰だっけ??という箇所が何箇所もあり、前に戻ってみるというのが多かったです。

でも、読み応えはあり、最後のあの探偵の言葉には、めずらしく、とても重みを感じました。

そしてふぅ。 ε=( ̄。 ̄ ) 読み終わったぜ。

まあ、一言でいえば期待を裏切らない面白さはありました。

ただ今回、探偵は大騒動を起こしていません。マジです。

京極堂の水戸黄門みたいな大団円はいつものごとくです。

お時間のある方。ミステリーの好きな方。必読ですよ( ̄ ̄▽ ̄ ̄) ニコッ

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なお、今回は「邪魅の雫 大磯・平塚地域限定特装版」というのも出版されています。

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コメント

817ページ、微妙な厚さですね。
いっそのこと分冊にすればいいのにとか思いますが・・・。
最近読んだ中で長かったなぁと感じたのは、デルフィニア戦記全18巻ですかね。
読むのに10日かかりましたね。一冊300ページ程度なんで、都合5500ページ内外だと思いますが、今のところ一番長いヤツかな。
池波正太郎の真田太平記も長かったけど、これを読んだのは、赤貧芋洗いの今よりお金のない学生時代だったので、一冊読むのは半日で済む割に、次の巻買うのに1Wかかるって感じでしたので、結構かかったなぁ。全巻(確か文庫で10冊)揃ってからは、再度一気読みしたけど、当時はヒマな学生だったので、4日か5日で読み切ったなぁ。
山岡荘八の徳川家康全26巻は読む気にもなれません。元々真田昌幸・幸村親子贔屓なので。
兄ちゃんの真田信之も結構好きなんだけどね。

投稿: ちゅん | 2006年10月 7日 (土) 23:59

>ちゅんさん
京極は一度だけ分冊にしてますが、それもたしか、一冊が600Pくらいだったと思います。
まあ、その厚さでも分冊にしないのが京極の特徴です。
真田太平記は全12巻。池波は鬼平以外はほとんど読破しています。7~80冊くらいはあるかな?
私も真田の兄ちゃんは好きです。

投稿: おーば | 2006年10月 8日 (日) 07:26

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